農業 地球温暖化

2014/3/27(木)

地球温暖化がもたらす猛暑などに対応しようと、国内各地で農作物の新品種や栽培法の開発が進められています。国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」第2作業部会の総会が25日、横浜市で開幕し、高温に強い作物作りのような適応策の検討等が重要な課題となっているようです。

コメは夏に高温が続くと粒が白濁して味が落ちる。気温が上がりやすい西日本の滋賀県では、1990年代後半から1等米比率が全国平均を下回った。2011年の猛暑では1等米の比率が全国で前年の85%から62%と落ち、滋賀県では79%から40%へと急落した。かつてコメの品種改良は、「ササニシキ」が冷害被害を受け、寒さに強い「ひとめぼれ」が広がったように、耐冷性が重要視されていた。ところが今や、「高温にも強い品種が求められる時代」(農林水産省幹部)になった。
【出所】読売新聞より抜粋

温暖化が食糧生産に与える影響が深刻なのは、主要穀物の小麦、コメ、トウモロコシのようです。過日、確定申告の仕事で農家のお客様を訪問した際に「昨年は、高温によりコメの品質が低下し収穫量が減少した」との話を伺いました。まさに、その通りですね。温暖化の被害の解決策が打ち出されることを期待しましょう。

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