農業 ブランド戦略

2014/3/26(水)

最近は、企業の新製品開発が必須のように、農業も他の農産物との差別化が必要になりましたね。気になる記事がありましたので記載しておきます。

佐賀県は新年度、佐賀特産のイチゴ「さがほのか」の後継品種の開発や増産技術の確立へ向けた取り組みを本格化させる。国内外の市場で高評価を得ている隣の福岡県産「あまおう」にも対抗できる新ブランドの栽培技術を確立することで、農家の収益向上を目指す。2001年に誕生したさがほのかは、熊本や愛知、奈良各県等の市場に広がり、作付面積は約400ヘクタールで栃木県の「とちおとめ」の約830ヘクタールに次いで全国2位を誇るまでになった。一方、色鮮やかなあまおうと比べて、さがほのかの色は全体に淡く、1パック当たりの店頭価格は100円程度低め。生産者からは後継品種を望む声が上がっていたという。新年度からは、欧州などで実績がある「統合環境制御技術」の開発を本格化させる。作物の光合成を効率的に行うために、光と二酸化炭素濃度、温度のバランスを追求する技術で、オランダでは10アール当たりのトマトの収量が日本の6倍に当たる60トンに達する成果が出ているという。県園芸課は「よい作物を、より多く出荷できる体制を整え、農業者の所得を上げる。園芸農家の新規就農者も増やし、産地を活性化させたい」としている。
【出所】 YOMIURI ONLINEより抜粋

新品種の完成により大いなる飛躍、活性化を期待したいですね。後はいかに消費者に新ブランドの認知&浸透させるかがキーポイントとなるでしょう。

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