2017/9/8(金)
ブログのタイトルが話題に。
日本経済新聞(2017/8/30)より一部抜粋しておきます。
営農発電
日立キャピタルは大和ハウス工業などと組み、耕作放棄地で農家が農業しながら発電する「営農発電」の事業に参入する。
栽培品目
農家は農地に設置した太陽光パネルの下でキクラゲを栽培する。栽培量は年間4万㌕の予定。キクラゲは日照が少なくても栽培できる。国内の流通量の約9割が中国産で、付加価値が見込めるという。
太陽光発電の現状
太陽光発電は国の買い取り制度の価格引き下げで新設が減ってきた。
投資増へ
農業と組み合わせた新しい手法が広がれば太陽光発電への投資が増えるきっかけに。
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参考 農地転用
太陽光発電設備等について農林水産省は2013年に「営農を継続すること」を前提に農地の一時転用を認めた。
参考2 耕作放棄地(農水省HPより一部抜粋)
農地面積は2015年449万6千ha。耕作放棄地面積42万3千ha。
耕作放棄地とは、以前耕作していた土地で、過去1年以上作物を作付けせず、この数年の間に再び作付けする意思のない土地。
まとめ
上記事例はリース方式で農家に設備を提供するようです。農家は売電収入を得られますが、きちんとした収支計画が大事になります。増えるばかりの耕作放棄地を何とか食い止めない限り農業の発展は、見込めないのでは。
独り言
今夏は各地で日照不足の事態に。すでに太陽光発電なされている方は売電収入はどうなっているか気になるところです。何事にもリスクは付きもの、収益減に備えてパネルの下でキクラゲ栽培は名案。これをヒントに有効活用を考えて収益アップ!
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