2014/10/24(金)
今迄、当ブログでは農産物の6次産業化の事例を数多く記載してきました。農家の皆さんが参考にしてご自分だけのオリジナル商品を作り販売までこぎ着けていただくのが一番、理想ですね。
最近は機能性野菜のタマネギの記事が人気を集めているようで反響があります。さて今回は香川産の唐辛子の6次産業化の話題です。
香川県内の食品会社が県産唐辛子「香川本鷹(ほんたか)」を使った商品開発に取り組んでいる。ミトヨフーズ(三豊市)は辛みとうまみを生かした惣菜の商品化を進める。製麺機大手、大和製作所(宇多津町)グループの食品会社は本鷹をだしに使った讃岐うどんを発売した。地元産品を生かしてブランド力を高め、高付加価値の商品開発につなげる。自社サイトや県産品店を皮切りに、来年以降は全国の百貨店などに販路を広げる。本鷹は長さが一般的な唐辛子に比べ2,3倍の7~8センチメートルに育ち、強い辛みとうまみが特徴。かつては丸亀市手島などの塩飽(しわく)諸島を中心に県内全域で栽培され、全盛期の1960年代には海外にも輸出していたという。その後は中国産などの低価格な輸入品が主流となり経済栽培は途絶え「幻の唐辛子」とも呼ばれた。県農業生産流通課によると、本鷹を生産する農家は三豊市で20件程度。県は「本鷹を使ったレシピの作成や認知度向上に向けた支援活動に取り組んでいく」としている。 【出所】日本経済新聞 電子版(2014/10/23)より一部抜粋 |
今は食の多様化で昔栽培されていたものがいつの間にか消えてしまう、以前ブログに記載した通り伝統野菜として見直され脚光を浴びつつありますね。古き良き伝統野菜復活といったところでしょう。
野菜独自の持ち味を活かし研究開発された商品は人気が高いようです。いかに販売まで上記記載の通り、認知してブランド化までもっていくかですね。
優れた物は何でもそうですが時代に関係なく消費者に受け入れられるでしょう。そして気に入れば今や、通販サイトなどで何時でも何処からでも自由に購入できるので販路も広がりやすいのでは。
とにかくヒット商品を生み出せば農業&地域の活性化につながります!