挑戦する九州農業

作物の加工や流通・販売に農家が関わる「6次産業化」が農業復活のキーワードになる中、新しい農作物を生み出す品種開発も、加工のしやすさや加工後の味を重視する研究に主流が移っているようです。

九州の研究機関からは、ラーメンやちゃんぽん専用小麦、芋焼酎に向いたサツマイモなど、新しい作物が次々と誕生している。ラー麦開発は、福岡の代表食ラーメンと、麦作活性化の一石二鳥を狙った。福岡県は北海道に次ぐ小麦の産地だが、ほとんどがうどん用の「チクゴイズミ」のため、ラーメンの原料は輸入小麦に頼ってきた。福岡県は、ラーメン専用麦を開発することで、麦農家とラーメン業者双方にメリットが生まれると考え、研究を始めた。研究にはラーメン業者も参加した。県と製麺業者などが18年、「ラーメン用小麦品種開発協議会」を結成。業者が製麺作業や味の確認に協力した。
【出所】msn産経ニュース ( 2013/12/11)より抜粋

今後の農業の方向性が、大きく変わる転換期を迎えていますね。

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