2015/2/26(木)
昨日はブログのタイトルで、申告漏れの話題がありました。兵庫県淡路島「鳴門ワカメ」約150の養殖等水産業者が、大阪国税局の税務調査で約3億円の申告漏れが指摘されていたことが判明。
一部業者は悪質な仮装・隠蔽を伴う所得隠しも指摘され、重加算税を含めた追徴税額は計約7千万円にのぼるとみられる。宮城、岩手両県沿岸の特産品「三陸ワカメ」が東日本大震災で壊滅的な打撃を受け、鳴門ワカメは一時的な特需に沸いたが、業者はその利益を申告していなかったという。淡路島の一部ワカメ業者は震災後、三陸産ワカメの供給減に伴う価格高騰で多額の利益を得ていたにもかかわらず、収入を除外したり経費を架空計上したりするなどし、多額の所得を隠していたもようだ。 【出所】産経新聞Web(2015/2/25)より一部抜粋 |
今、確定申告まっただ中、お客様対応していますが何れも記載漏れなどには細心の注意を払っています。真面目に申告している人はどう思うのでしょうか。
収入除外...売上を減らす、経費架空計上...経費を増やす。その結果、所得(利益)が減少...最終的には納税額が減る。個人も法人も、税逃れの仕組みは同じ。
虚偽の領収書を作るなど呆れます。せっかくの特産品に傷がついてしまいます。正しい申告をするためには、毎日の取引を帳簿に記録し、その記録に基づいて正しい計算をすることが必要!
会計帳簿等を記帳し作成することは、単に税金の計算をするだけではありません。農業経営(農業に限らず)の合理化や効率化等の検討(意思決定)に役立ちます!農業経営は信頼が最も重要です!