農業 東日本大震災3年

2014/3/11(火)

東日本大震災から3年です。東北や関東の一部の農産物の消費者離れがありましたが、今も福島産の野菜は風評等影響が残っています。

野菜 市場で地位低下農産物は原発事故以降、出荷前に福島県による放射性物質のモニタリング検査が続けられている。事故直後は野菜などから当時の国の暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムの検出が相次いだ。だがその後、畑の表土を削り取ったり、表層と下層の土を反転させたりして農地の除染を行い、基準値を超える比率は下がった。野菜と果物では、2012年春からの新基準値(同100ベクレル)超えは12年度が全7271件中7件、13年度(2月末現在)は全5734件中ゼロだ。しかも12年度以降はほとんどが検出限界値(同約5ベクレル)未満だった。各農協などでも自主検査を実施するなど、産地では徹底した安全管理も行っている。しかしこれにより、福島産の野菜などの価格が震災前に戻ったかと言えば、そうはなっていない。
【出所】毎日新聞より一部抜粋

検査により安全性が確認されていても、情報が末端まで行き届いていない現況が問題ですね。何れにしても、市場に流通しているものは安心して食べられるという認識が広まり風評被害を完全に払拭する対策が重要でしょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です