農業 若手の連携

2014/6/26(木)

本日は、秋田県の農業活性化に奮闘中の農業男達の話題です。

県北の若手農家ら4人のグループ「トラ男(お)は、首都圏の消費者を中心にあきたこまちをインターネットで販売している。交流サイト「フェイスブック」や短文投稿サイト「ツイッター」で農作業や日常生活の様子を発信。2010年の結成以来、消費者とコミュニケーションを深めながら固定客を獲得してきた。「農家の高齢化や所得の低さにショックを受けた」。トラ男の仕掛け人で、東京でウェブサイト制作などを手掛ける武田昌大さん(29)=北秋田市出身=が結成のきっかけを語る。3カ月かけて県内農家100人から話を聞いて回る中で、生産者にやりがいを持ってもらうため、消費者と直接つながる仕組みの必要性を感じた。「農業のイメージをかえよう」。共通の知人を通じて知り合った同市の澤藤匠さん(27)にトラ男の構想を持ち掛けた。澤藤さんの知り合いで同市の鈴木豊さん(30)も共感して参加。武田さんの打診を受け、八峰町の小林岳央さん(31)も加わった。名前は「トラクター」と「男前」を掛け合わせた。武田さんはウェブサイトでメンバーの人となりを写真や動画で紹介。販促イベントを首都圏で開き、田植えや稲刈りの体験ツアーも企画する。地道な活動の結果、10年産で約300キロだったコメ取扱量が13年産は12トンまで伸びた。「海外展開も目指したい。ゆくゆくは首都圏に店舗も構えられたら」と前を向く。若者の新たな取り組みが始まる一方で、県内農家は高齢化が著しい。「農業体験の機会をもっと増やし、消費者との交流を深めたい」と小林さん。澤藤さんは「『おいしい』とネットで書き込んでもらうなど、お客さんの反応が励みになる。もっと良いコメを作ろうと思う」と笑顔を見せる。
【出所】さきがけonTheWeb(2014/6/25)より一部抜粋

自分の生産物を販売まで手掛けるのが、理想ですね。愛情を込めて作り上げた商品(農産物)ですから。「三人寄れば文殊の知恵」と言いますが、皆が協力し合うことで底知れぬパワーが発揮され明るい農業の未来が期待できるでしょう!

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