2017/11/24(金)
本日は和食の日!
TPPで日本の農林水産物輸出拡大に期待。
公認会計士 佐藤がわかりやすくまとめておきます。
11月24日(いいにほんしょく)
「和食」2013年ユネスコ無形文化遺産に登録で世界中から注目、人気上昇!
日本では少子高齢化で市場が縮小傾向。世界では人口増加。
海外に日本食レストラン約11万8千店(前回調査2015年7月時点から3割増)。
海外における日本食レストラン
【出所】農林水産省HPより
TPP輸出戦略
TPPでは農林水産物の輸入の関税撤廃ばかり話題でしたが、逆に海外へかけられている日本の農林水産物の関税が撤廃されますので輸出のチャンスが広がります。
品目 | 輸出先 | 現行の関税率 | 撤廃時期 |
コメ | マレーシア | 40% | 11年目 |
牛肉 | カナダ | 26.5% | 6年目 |
みそ | ベトナム | 20% | 5年目 |
醤油 | メキシコ | 20% | 即時撤廃 |
ソース混合調味料 | ベトナム | 20% | 5年目 |
チョコレート | チリ | 6% | 即時撤廃 |
ブリ・サバ・サンマ | ベトナム | 18% | 即時撤廃 |
ホタテ | メキシコ | 20% | 10年目 |
サケ | メキシコ | 20% | 即時撤廃 |
タラ、スケトウダラ | ベトナム | 18% | 即時撤廃 |
干しのり | ペルー | 9% | 即時撤廃 |
【出所】農林水産省資料より作成
上記はほんの一部を取り上げてみましたが、TPP発効でビジネスルールが変わるということです。日本政府も海外に向けた支援を本格化していますので、チャンスを生かして所得増加につなげてほしいですね。
まとめ
ここまで来たらTPP発効に向けての準備を進めて欲しいものです。農産物や水産物だけでなく6次産業化による加工食品も攻められるのでメーカーだけでなく農業者も意識を高めて成長を望みます。
関連記事
2017/4/3 農業 JFOODOに決定!
独り言
TPP参加国のベトナムは経済成長が著しく、特に注目されています。報道では輸入ばかり取り沙汰されていましたが。当ブログでも取り上げましたがコンビニは国内では飽和状態も海外では伸びしろ十分、拡大の余地あり。
農産物として日本食の輸出増加に期待できます!
個別コンサルティングやセミナーでも、お話する機会が増えました。
参考 日本食はダントツの人気!
ジェトロ調査2015複数回答(自国料理は選択肢から除外)
【出所】農林水産省HPより
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