2016/10/13(木)
今月発売の文藝春秋最新号にTPPを迎え撃て 日本農業改造計画との見出し、
小泉進次郎農林部会長と奥野長衛JA全中会長の対談が話題に!
小泉 問題はTPPではないんですね。そのはるか以前から日本の農業は持続可能性を失っている。そのことのほうが問題だ。TPPに反対している方には、「それでは、TPPがなくなれば、もう日本の農業は大丈夫なんですか」と聞きたい。
TPPさえなくなれば、日本の農業は安泰だと考えている人がいるならば、その認識こそが本当の脅威ですよ。
ホームセンターにはお客様に買っていただきたいという気持ちがある。 農協のショップに行くと、売り場の照明は暗いし、商品を説明するポップもない。売る気を感じない。
私の地元で農家の方に聞くと、「カインズホームの人は熱心でさ、カタログを片手に『これはいかがですか?』としょっちゅう来るんだよ」と言っていました。 「じゃあ農協の方は?」と聞くと、「来たことがないよ」と。
奥野 現場に足を運ばない農協職員が多いんです。私も、「職場から机と椅子を撤去するぞ」「組合員さんの家に行け。なんでおまえらが机に座るねん」と怒ったことがあります。かつての農協には、職員と組合員が日頃から話し合う環境がありました。 【出所】文藝春秋11月号より一部抜粋 |
内容は、これまで当ブログに幾度となく記載してきた通りで通じるものがあります。
仕事をする上で常に現場の声、農家のお客様との会話や情報は重要。
JAと近隣のホームセンターの話も直々に農家の方から聞いています。
来月に小泉進次郎農林部会長がまとめる骨太方針にJAグループはどこまで応えることができるか!今こそ、大胆な改革を期待!
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