2015/11/17(火)
昨日は、自民党の小泉進次郎農林部会長が備蓄米を試食で話題に。
政府はTPPで増加分を備蓄米として買い入れる予定で価格下落を防ぐパフォーマンスでしょうが。
輸入枠はTPP発効から3年間、米国5万トン、豪州0.6万トン。13年目以降は米国7万トン、豪州0.84万トンの無関税の輸入枠新設。
国内ではブランド米の新品種デビューで戦々恐々。現実はおコメの需要が減少し、在庫もある上での輸入枠新設。
飼料用米を作り、交付金で安堵では何の成長も発展も見込めなく、農家自身は当然ですが各自治体ぐるみでどの程度真剣に考えているのか?
フィリピンの国際稲研究所の調査(2010年)個人のコメ消費量をまとめておきます。
1年間のひとりあたりのコメ消費量(㎏) ブルネイ 245 スリランカ 97 ベトナム 166 ギニア 95 ラオス 163 シエラレオネ 92 バングラデシュ 160 ギニアビサウ 85 ミャンマー 157 ガイアナ 81 カンボジア 152 ネパール 78 フィリピン 129 北朝鮮 77 インドネシア 125 中国 77 タイ 103 マレーシア 77 マダガスカル 102 韓国 76
中国、インドネシア(そして表にはないがインド)は、ひとりあたりの消費量では上位ではないが、人口が多いため、コメ生産量・消費量ともに絶対量では世界のトップクラスにある。 『コメの歴史』原書房より一部抜粋 |
日本は、当ブログに記載してきましたが、昨年55.2㎏。果たして、コメの輸入枠必要だったのか。
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