農業 サクランボ世界一へ

2015/3/5(木)

生産量日本一の山形県産サクランボがブランド強化のため、新たに国際市場に参入するようです。海外に販路拡大を目指し「世界一プロジェクト」を始動、その取り組みとは。

 

新品種の開発は「世界に類を見ない超大玉」と銘打ち「4L」サイズの果実を目指す。遺伝分析や掛け合わせる親種の選定、優良系統の選抜などに取り組み、数年間かけて実現する。世界のサクランボ生産量はトルコ、米国、イランが上位。いずれも3L級の大玉が主流を占める。山形産は粒の大きい「紅秀峰」でも2L級。品質の高さを維持したまま果実を肥大化させることが、国際市場で競争できる必須条件となる。世界で山形産の認知度を上げるため、海外向けにモデル販売する農業者の活動を支援する。販路が世界に広がれば産地拡大は不可欠だが、県内の生産現場は高齢化と労働力不足が深刻。世界一プロジェクトは、将来の大規模経営を見据え「サクランボ収穫ロボット」の開発に着手する。

【出所】河北新報ONLINE NEWS(2015/3/4)より一部抜粋

 

サクランボの収穫時期に人員が確保できず、せっかくの果実を廃棄している農家も少なくないようで、何とか解決策を打ち出すことが急務。世界一のサクランボで日本の農業の魅力を発信!