農業 おがくずパウダー

2014/11/27(木)

スギやヒノキの丸太の製材で出るおがくずを食用パウダーに加工する方法を確立し、特許出願したと一昨日発表があったようです。

静岡理工科大(袋井市)の教授らによる研究で、浜松市内のホテルで同日、パウダーを練りこんで試作したパン、ドーナツを披露したとのことです。目新しい試み、気になるお味の方は?

 

製材を手掛ける天竜T・S・ドライシステム共同組合(浜松市)が、天然乾燥させた天竜産スギ、ヒノキのおがくずを提供。雑穀料理の店つぶ食(しょく)いしもとが、パウダー化に協力した。試作では、スギとヒノキのパウダーを生地全体の約三割とたっぷり練りこみ焼き上げた。パンをかむとスギやヒノキの精油成分が口に広がり森林の香りで満たされる。味は特にない。今後パウダーを有料で提供できるよう保健所にも許可申請するほか、スパゲティ、そばなど試作の対象を広げる予定という。

【出所】CHUNICHI Web(2114/11/26)より一部抜粋

 

パウダーは素朴な木の香りが魅力らしいです。おがくずはこれまで捨てていたようですが食べられるとなれば有効活用になりますね。スギやヒノキの香りといったら、芳香剤や入浴剤といったイメージが強く、食用に開発とはちょっと驚きです。

本当に豊かな発想次第で、ムダ無く何でも利用できるということですね。常識を打ち破り新しいことにチャレンジしますか!