農業 良質米「花ゆかり」

2014/10/14(火)

体育の日を含め3連休でしたが、台風19号の影響で交通機関など乱れ思うように過ごせなかった方も多いかと思います。農家の皆さんも前回の台風に続き今回もまた各地で猛威を振るい被害続出、いくら厳しい自然が相手とはいえ次々とは。少しでも被害が及ばないことと、早急な救援策を望みます。

さて、消費の低迷が騒がれ価格も暴落しているコメですが、自分達で生産した良質の米をブランド化して販売を始める取り組みが各地でなされています。その際、品質もさながらネーミングも重要なキーポイントですね。

先月、新品種米「恋の予感」を当ブログで記載しましたところ思いの外、アクセスがあり今もなおという感じです。そこで本日は、群馬県中之条町で思考を凝らしたネーミング決定!ブランド米誕生の話題です。

 

中之条町が、町内で生産されたコメのブランド化を目指して募集していたコメの名称が「花ゆかり」と決まった。現在、商標登録の手続き中で、良質のコメに限定して今月中に町の公共施設や道の駅などで「花ゆかり」として販売を始める。名称は、町のキャッチフレーズ「花と湯の町なかのじょう」にちなみ、「花」か「華」の文字を使うことを条件として今年8月に募集。町内を中心に四百八十件の応募があった。農家や町、県などで組織する「中之条町おいしい米づくり研究会」のメンバーらが審査した結果、温泉や風土、人のつながりの意味も込め、湯香里(ゆかり)、縁(ゆかり)に花を冠した花ゆかりが採用された。町内の女性の作品で、十一月九日に開かれる「第三回町内おいしいお米コンクール」で女性の名前が発表され、表彰式もある。町や県では、花ゆかりを川場村のブランド米「雪ほたか」、みなかみ町の「水月夜」と合わせて、群馬のブランド米「雪・月・花」としてもPRする。

【出所】東京新聞 TOKYO Web(2014/10/13)より一部抜粋

 

今後どの位、話題性が集まり販路開拓へと展開できるか。今や、道の駅も人気スポットの一つ。消費者ニーズをガッチリ掴めば売り切れ続出なんて言うのもアリですね!