2015/4/7(火)
本日は愛媛県の特産物であるミカンやイヨカンの果汁に、動脈硬化のもととなる血管の変化を抑える働きがあるとの話題。愛媛大医学部で発表された気になるその研究結果とは。
マウスに温州ミカンとイヨカンそれぞれの10%と40%濃度の果汁を1カ月間飲ませ、「血管リモデリング」と呼ばれる変化への影響を調べた。障害や刺激を受けた血管が過剰な自己修復機能により内側の厚みが増す現象で、血管を狭く、硬くするなど動脈硬化の原因の一つとされる。高血圧や糖尿病も血管にダメージを与える要因という。わざと血管に障害を与えて実験すると、水だけを飲ませたマウスに比べ、ミカンは40%、イヨカンは10%、40%ともリモデリングが抑えられた。ミカンよりイヨカンの抑制効果がやや高く、イヨカンの10%は、さまざまな疾患を引き起こすとされる酸化ストレスも抑えた。血圧や血糖値に変化はなかった。 【出所】朝日新聞DIGITAL(2015/4/6)より一部抜粋 |
ミカン果汁の商品はすでに市販され、リピーターが多くコンスタントに売れているようです。温州ミカンに多く含まれるβークリプトキサンチンに脂肪肝や脂肪肝炎の予防や治療効果もあるとか。
先月、当ブログに記載済の「機能性表示食品制度」が今月よりスタートし、話題になっています。今後、農産物にも機能性に着目した商品市場の拡大を期待!