2014/3/12(水)
農業の設備投資の割合が高いのは、以前ブログに記載しましたが、自分が農学部の学生時代にも話題になっていた植物工場が進化しています。
株式会社キーストーンテクノロジーはLEDを使って栽培しています。光の度合い(赤・青・緑)の強さで成長に合わせてコントロール。一か月かからずに栽培、収穫することが可能なようです。ほとんどの場合、太陽光で育てたものよりごわごわした感じがなく、シャキシャキ感がありますが、食べた感じは柔らかいのでお年を召した方でも食べやすいような食感の野菜になります。以外に思われるかもしれませんが、栄養成分と言いますか、正しくは機能性成分と言いますけど、ビタミンやポリフェノールの含有量率は太陽光で育てた場合よりも多くする事ができます。2010年から商用化されているこのシステムは、神奈川県の加工工場に48台を導入した外食大手を始め、全国各地にある様々な企業や団体の工場やオフィス、飲食店等に導入しています。農業従事者の高齢化が進む日本において、安心安全でおいしい野菜が従来型の農業を通じてでは入手しづらくなってきています。
【出所】DigInfo TV より一部抜粋
植物工場は高コストのイメージですが、かなり一般化されてきています。近い将来、家庭で水と光があれば、自由に農産物を作って消費できる時代が来るかもしれませんね。
公認会計士・税理士 佐藤宏章事務所