神戸ビーフ 人気上昇

高級ブランド牛肉「神戸ビーフ」が値上がりで話題に。

 

 

 

【出所】農水省HPより

 

日本経済新聞夕刊(2018/6/26)より一部抜粋しておきます。

過去最高値圏

神戸市中央卸売市場では枝肉価格が1頭当たり200万円前後と前年比3割上昇。

背景

輸出や訪日外国人の消費が好調なためで、一般家庭には一段と高根の花になりそうだ。

特徴

神戸ビーフは兵庫産の但馬牛から上等の肉質を厳選したもの。

輸出好調

輸出はここ数年、年400頭以上(需要の1割)で推移。17年度以降は「日本からの牛肉輸入を解禁した台湾向けが特に好調」(兵庫県畜産課)。

老舗レストラン モーリヤ(神戸市)

仕入れ価格上昇を受け、5月からコース料金を平均約2000円引き上げた。

地元客が多い食肉店

「2年前に値上げしたが、今年値上げするかは何とも言えない」(神戸市の食肉店)と苦慮している。

生産者の声

この1年で自社牧場に子牛を産む繁殖雌牛を200頭以上導入した。出産から出荷まで30カ月要するため、市場での供給は2年程度先という。

まとめ

以前当事務所が、農業ブランド化の地理的表示GIで話しましたが、「神戸ビーフ」「神戸肉」「神戸牛」「KOBE BEEF」のブランド力の強さが際立っています。何より生産者が一番喜びを感じ、日々の努力が報われ一層の原動力となるでしょう!

 

独り言

神戸ビーフには伝統もあります。海外での模倣品が横行していますので、厳格な管理で日本ブランド強化して農業の発展につなげてほしいですね。

 

コース料理の約2000円値上げしても、お客様に支持される!ブランド力の強さここにあり。

参考 神戸ビーフの特性 農水省資料より

兵庫県北部の但馬地方の山あいで長い歳月をかけ改良が重ねられた但馬牛を素牛として肥育し、A・B4等級以上でBMSNo6以上に格付けされた枝肉であり、最高級の霜ふり肉。

地域との結び付き

素牛である但馬牛は、約1200年も昔から兵庫県北部の但馬地方の山あいで農耕に用いられた役牛が由来。明治期に肉牛として遺伝的に良質な血統であることが認識された。兵庫県の県有種雄牛のみを歴代に亘り交配し、長い歳月をかけ改良が重ねられた種雄牛と同じく県内の但馬牛を交配した良質な肉質の肉用牛。

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