2014/8/7(木)
一昨日、農林水産省が発表した平成25年度の食料自給率は39%と4年連続の過去最低に近い水準から抜け出せなかったようですね。
日本の自給率は米国、ドイツ、オーストラリアや韓国などを含む先進国の中で、最低水準。農水省は自給率を平成32年度に50%にする目標を立てているが。目標の引き下げを検討する議論を始めるようです。自給率よりも農業を魅力ある産業にする方がもっと大事ではないでしょうか。
さて、本日は鉄道会社がまたもや農業に進出ということで、以前にもブログに記載しましたが留まるところを知りませんね。まだまだ異業種参入の余地があるようですので、記しておきます。
京阪電気鉄道は6日、有機野菜販売の「ビオ・マーケット」(大阪府豊中市)を買収すると発表した。沿線住民の減少で鉄道事業の伸びが見込めない中、農業分野に進出し、新たな収益源の確立を図る。食の安全に対する意識の高まりから、質の高い有機農産物は成長が見込めると判断した。京阪電鉄が沿線で運営する百貨店やショッピングモール、系列ホテルにも供給する方針で、グループとしての相乗効果も見込む。10月にピオの創業家から株式の過半数を取得し、子会社化する。社名はそのまま残す。ビオは「ビオ・マルシェ」のブランド名で有機野菜の宅配や卸売りを手掛け、京阪電鉄の系列百貨店とも取引があった。さいたま市や千葉県流山市に直営店もある。
【出所】msn産経ニュース(2014/8/6)より一部抜粋
主軸事業から時代の流れを読んで次なる事業にシフト、執着しない柔軟性も、時には必要でしょう。今後の成長が楽しみですね!
公認会計士・税理士 佐藤宏章事務所