2014/10/28(火)
昨日、近畿地方で木枯らし1号が吹いたようですね。昨年よりも8日早いと発表され、早くも冬がもうそこまで来ているような感じになります。
さて本日は、うどんだけでなく、パンやラーメン、ケーキなどと幅広い用途に使える新品種の国産小麦が誕生し注目を集めている話題です。
各地でご当地小麦を使った商品を特産品にという取り組みが農業経営のヒントになると思いますので記載しておきます。
製粉業界がつくる任意団体「コムギケーション倶楽部」(事務局・東京都中央区)では、国産小麦を使ったパンを紹介する「和麦ひろば」の活動を昨年開始。かつて国産小麦は、うどんに使われる中力粉用の小麦が大半を占めた。しかし、食料の自給率アップを図る国が、パンや中華麺に向く国産小麦の開発も奨励。平成11年以降は、硬質小麦と呼ばれる強力粉系の新型小麦品種が全国各地で品種改良により誕生し、栽培されるようになった。福岡市東区の「国産小麦パン工房フルフル」は福岡県で収穫した小麦「ミナミノカオリ」と北海道の「春よ恋」などを使用。「ミナミノカオリ」は、九州沖縄農業研究センターが開発した強力粉で、10年ほど前から九州各地で栽培されている。岡山県北部のご当地スイーツ「津山ロール」は、県内産の新品種小麦「ふくほのか」を使用している。「ふくほのか」は19年ごろから、県北部の津山地域で水田からの転作作物として栽培を始めた。クリームに入れる具材は地元産の黒豆や山芋など地産地消にこだわった。今年1月までに10万本を販売し、特産品として定着した。 【出所】産経新聞(2014/10/27)より一部抜粋 |
いろいろな地域の物産展がよく都内のデパートなどで行われ、多くのお客様で賑わっているのは、やはりその地域ならではの商品に魅力があるからでしょう。朝から行列してでも買いたい!ヒット商品を生みだすのは、優れた農産物(素材)+アイデアでいくらでも可能です。地場産農産物のブランド化&特産品で認知度を上げ、農業と地域の活性化につなげられたら言う事無しですね!