昨年3月は、JA全農が回転ずしスシローに出資で話題、今回はサトウのごはん!
日本経済新聞(2018/7/8)より一部抜粋しておきます。
JA全農
全国農業協同組合連合会(JA全農)は、パックご飯「サトウのごはん」などを販売するサトウ食品工業に出資する。
出資額
10億円前後となるもよう。JA全農はサトウ食品の既存株主から同社株を取得する。直近の株価で単純計算すると、JA全農はサトウ食品株の数%を持つ大株主になる見通し。
パックご飯人気
共働きや単身世帯の増加で需要が伸びるパックご飯向けに、コメの安定した販路を確保する。
背景
食品メーカーなどが仕入れる業務用米は足元では不足しており、サトウ食品はコメ調達の安定につなげる。
コメ消費動向
国内のコメ需要は年8万㌧のペースで減っているが、食品メーカーや外食が使う業務用米は需要が安定している。
問題点
足元では業務用米の生産量は食品メーカーや外食企業の引き合いを十分に満たせていない。
生産農家
一般家庭で食べる家庭用米よりも価格が安く、つくるのをためらう農家が多いためだ。
サトウ食品工業
パックご飯の大手で、18年4月期の連結売上高は前の期比4%増の386億円。売り上げの半分が「サトウのごはん」などパックご飯だ。
課題
足元では原料となる業務用米の価格が上昇。サトウ食品は昨年11月に1988年の発売以来初めてパックご飯の一部商品が値上げに追い込まれるなど、原料の安定調達が課題だった。
まとめ
農家としたら一円でも高く買ってもらいたいのは言うまでもなし(笑)大規模経営されている農家が増えているので、長期契約などで業務用米の不足は解消されていくのでしょうか?
上記からサトウ食品の売上が増えていることは、パックご飯が好調。売上増で商品の値下げでなく値上げすることは、事業環境の厳しさが!
おコメ輸出で一大消費地中国に輸出も政治的問題や検疫など課題あるも、パックご飯の輸出から攻められるのが利点。伸びしろが見込めます!
独り言
以前パックごはんを食べる機会があり白米だけでなく種類豊富なのには驚き。調理時間電子レンジ2分、いつでも炊きたてのようなご飯を味わえるとは魅力的。
今後おコメを購入して炊飯から、パックご飯に移行が進むのでは!ごはん党の自分でさえも炊いたご飯と味が変わらないほどで驚き。食事支度の時短にもベスト!
自分にとって究極は、田舎で作ったおコメを田舎の水で炊き上げたご飯が一番(笑)いずれにしてもおコメの消費アップにつながって!
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