2017/12/19(火)
ブログのタイトルが話題に!
日本経済新聞(2017/12/13)より一部抜粋しておきます。
肥料の銘柄400➡17
主力品で約400ある銘柄を17に減らす。
いつから?
2018年5月まで出荷する製品に段階的に適用する。
シェア
肥料の流通シェアは6割を占める。
最大3割値下げ
コスト削減を促し、最大3割値下げする。
どのように?
入札を採用し、購入メーカーも従来の14社から8社に削減。全農が購入する肥料を作る工場数は33から13に減り、生産や輸送の効率が高まった。
農業の肥料コスト
農業の肥料コストは1~2割 | |
生産品目 | 生産コストに占める肥料費 |
畑作 | 17% |
野菜 | 11% |
稲作 | 10% |
果樹 | 7% |
【出所】日本経済新聞より作成
なぜ今頃?
生産者の所得増を目指す農業改革の一環。
メリットは?
農作物の生産費圧縮。
今後は?
全農は今後、農薬のコスト削減にも取り組む。オーストラリアやインドのメーカーとも組み、5年後の実用化を目指しジェネリック農薬を開発中だ。稲作の除草剤は430品目を3割減の300品目に集約する。
まとめ
肥料は農業者の努力では解決できない構造的な問題の一つ、もっとスケールメリットを生かしてほしいものです。すべては農家所得増大が第一。大型トラクターもメーカーに値下げを要請しているとのことですが、いずれにしても遅過ぎやしませんか。せめて10年前に実現していたら?歴史にifはありませんけど(笑)
関連記事
2017/12/1 農業競争力強化プログラム決定から一年
独り言
当事務所のお客様は、以前から肥料コストに着目。一袋や二袋では大したことない単価の差も百袋以上ともなれば、どうですか?ってことです。近隣のホームセンターの営業は、名刺を持ってやってくると笑いながら話していたのが印象的(笑)
農業プロフェッショナル・サービスNo.1
テレビ出演・外部講師・執筆等実績←こちら