2014/6/3(火)
昨日、東京都内において農協の組合長会議が緊急に開かれ、全国約700の農協の組合長らが1000人以上出席されたようです。会議は非公開で行われたとのことですが政府の規制改革会議の農協改革の意見に対して、反対決議したそうです。
全国に約700ある地域農協の経営の自由度を高めて、国産の優れた農産物が国内外で流通しやすくする。農家がJA全農に支払う手数料負担などを少なくして、手取り収入のアップを狙う。法改正されればJA全中は農協法で定める「特別な機関」から任意団体に変わり、経団連や全国銀行協会など多くの業界団体と同じ一般社団法人に転換を迫られる公算が大きい。JA全中幹部は連日、自民党議員に現状維持とするように陳情活動をくり広げている。
【出所】日本経済新聞電子版より一部抜粋
今までも農協の組織については、マンモス化している等との話も度々出ていたり、様々な問題が取り上げられてきたように思いますが。以前からブログで訴えてきているように、あくまでも主役は農家の生産者の皆さんであるという事を常に忘れずに。現場の声に耳を傾け農家の皆さんの視点、立場を考慮し喜ばれる改革が一番でしょう。基本に立ち返らない限り改革も発展も望めないと思いませんか。
公認会計士・税理士 佐藤宏章事務所