2014/7/3(木)
昨日は、世界最大規模の植物工場が東日本大震災の津波で被災した宮城県多賀城市に完成したそうです。
発光ダイオード(LED)照明を使っての栽培です。レタスの栽培日数は33~35日と、露地栽培の2.5倍の速さで生産できる。5月に稼働し、6月に初出荷した。地場のスーパーなどで販売しており、今後は飲食店などにも出荷する計画だ。「完全閉鎖型の植物工場なので、津波の塩害や原発事故の風評被害に強い」と話している。工場の年間売上高は約3億円を見込んでいる。
【出所】日本経済新聞電子版(2014/7/2)より一部抜粋
私が大学時代、植物工場は設備投資が多額の割には採算が合わない等課題が多かったのですが、LEDの開発及び生産技術の発達でコストが大分改善されました。最近は、街中のレストランなどでコンパクトにショーウィンドーとして見かけることがあります。やはり一番のメリットは天候に左右されず、安定生産できるのが魅力ですね。
公認会計士・税理士 佐藤宏章事務所