農業 純米酒用コメ新開発

2014/7/4(金)

最近、農業生産法人「JR九州ファーム」の発足により、九州の農業が話題になっていますね。以前ブログに記載した通り、将来的にはJR九州の駅に農産品の直売店舗を開業させ、さらには加工工場も開設するようです。立地条件の強みを生かし、人が集まり賑わい盛り上がれば農業を中心として産業全体が活性化されるでしょう。

さて今日の話題は日本酒ですが、今後の農業経営のヒントにつながればと思いましたので記しておきます。

県農業試験場(秋田市雄和)は、純米酒用のコメ新品種「ぎんさん」を開発した。多収性と醸造適性を兼ね備えた品種で、清酒の原料米として生産拡大が期待される。県農試が2日開いた本年度の研究成果発表会で報告した。県農試が場内と湯沢市で試験栽培した結果、純米酒に使われるあきたこまちより収量が1割程多かった。酒の雑味につながる粗タンパク質はこまちより少なく、甘口に仕上がる。粒が大きく、整粒歩合が高いのも特徴。県農試作物部は「ぎんさんの生産拡大を通し、高品質で低価格の純米酒製造につなげたい」としている。
【出所】さきがけonTheWeb(2014/7/3)より一部抜粋

今や、企業の研究開発も活発ですが、農業においてもより良い作物の生産を追求し、品種の改良、開発に尽力しています。そして、自信作が出来上がった暁には消費者の皆さんにどのように受け入れてもらえるか?ですよね。

そこで秋田県の県議会では、県民に地元の酒を愛飲してもらう目的で「秋田の酒による乾杯を推進する条例」を近く制定するようです。もっと飲ミニュケーションの機会が増えると日本経済全体が元気になると考えるのは、お酒好きの私だけでしょうか?おそらく皆さんにも共感していただけると思います!

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