2014/7/18(金)
本日は、農作物に傷をつけずに手間のかかる選別を省力化し農業の生産性を高める選果機の開発についての話題です。
農業関連の装置・設備を開発する日本共同企画(茨城県筑西市、宮田和男社長)は、1台でほとんどの農作物を大きさ別などに選別できる選果機を開発した。新たに開発した装置は「イタマーズ 万能型」。リンゴやミカン、トマト、モモなど球状の作物から、キュウリやゴーヤ、ナスをはじめとする細長い形状まで、大部分の野菜や果物に対応。1台の標準価格は6000万円程度。まず、沖縄県内のJAが導入した。ベルトコンベヤーに作物を流し、据え付けたカメラで形や大きさ、色を判別。甘さや熟し具合も赤外線を照射してセンサーで判別する。1秒間に3.6個を検査できる。箱詰めは基本的に人手で行うが、皮が厚く柔らかいため傷つきにくいミカン用に自動箱詰め機能もつけられる。同社はこれまで作物の形状別に選果機を開発してきた。ただ、作物ごとに選果機を用意すれば導入や利用、維持管理の費用がかさむ。稼働時期も対象作物の収穫期に限られる。こうした課題を解決するため、新型を開発した。
【出所】日本経済新聞 電子版(2014/7/17)より一部抜粋
野菜も果物も1台で、とは画期的。効率の良い農作業の実現化に大きな前進ですね。機械に任せられる作業と人手でしか行えない作業を上手く組み合わせることによりさらに効率的な農業が見込めるのではないでしょうか!
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公認会計士・税理士 佐藤宏章事務所