農業 ブランド農産品模倣

2017/3/16(木)

 

農家の所得増加には農産品のブランド化、そして知的財産としての保護が重要。しかし模倣されたら意味なし。政府が本格的に支援へ。また当ブログ記載済みのよう地理的表示保護制度(GI)の登録も次々に、輸出増加に農業の知的財産がより大事に。

 

種や苗に「特許」を与える品種登録制度の活用を促すため、1件あたり100万~200万円に上る費用の全額を農家に助成する。

 

日本有数のブランド農産品の「紅ほっぺ」、「シャインマスカット」などの模倣品が横行している。日本から持ち込まれた種苗をもとに中国や韓国で生産され、東南アジアに安価で輸出されている。

 

農産品の模倣を防ぐには、日本国内で新品種が流通して4年以内に海外で種や苗を品種登録する必要がある。だが、海外での品種登録制度は国内で十分周知されていない。1件あたり100万~200万円程度とされる費用も重荷だった。

【出所】日本経済新聞(2017/3/8)より一部抜粋

 

政府が費用を助成するので、海外で成長を考えている農家は絶好のチャンス!

 

優れた農産品を作るも高い価格で取引できる販売先確保が肝心。

ブランド化のメリット

生産者

他の農産品等と差別化が図られ、所得増加が期待できる。

消費者

自分好みと認めたものを安心して購入できる。

輸出促進

政府も輸出1兆円目標。今後、各国による知的財産の相互保護で成長に期待できる。

まとめ

GIは、国が不正使用を取り締まり、確立したブランドを守ることが可能に!

ブランド化で雇用増加や地域の活性化に結び付けられればなお良し!

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