農業 アシストスーツ

2014/6/27(金)

昨日は、日本とベトナムが農業分野での協力との報道が話題になっていましたね。工業製品だけでなく農業においても世界をリードして欲しいですね。

さて、本日は農作業の負担を軽減する画期的な記事です。

和歌山大学が2015年度の実用化を目指し、農業用アシストスーツの開発に取り組んでいる。重量物運搬を強いられる中山間傾斜地のミカン農家などを対象に、腰やひざの負担軽減のため、農林水産省の委託で10年度から研究開発を続けてきた。当初に比べエア式から電気式になり駆動がスムーズになったほか、重さも26キログラムから6・3キログラムへ軽量化。実験で使用したミカン農家からも「作業が楽になる」と好評で、価格100万円(消費税別)で100台の販売を目指す。大規模化や自動化が容易な平地の稲作に比べ、中山間地の果樹園農業は機械による自動化が難しい。和歌山大学のアシストスーツは、作業者の動作に合わせたモーター制御で違和感のないアシストを実現。20キログラムの荷物を半分の10キログラムの力で持ちあげられる。腰のアシストと傾斜地の歩行アシストに機能を絞り込み、素早い動作ができる。
【出所】日刊工業新聞(2014/6/27)より一部抜粋

近年の農業は、ITでの管理が注目されていますがアシストスーツで農作業の重労働を軽減できるのはいいですね。今では、ロボット開発事業に参入する企業も増えています。全てをロボットに委ねるのではなく人間と共に力を合わせての作業が望ましいでしょう!

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