農業 残留農薬検出

2014/9/3(水)

本日は、睡眠の日だそうです。皆さん、良い睡眠をとっていますか?質の良い睡眠+バランスの良い食生活は健康の基本ですね。

さて、次々と食の安全問題が騒がれ後を絶ちません。島津製作所は大阪大学などと共同で、農作物や食品に残った農薬を低コストで検出できる手法を開発したそうです。食の安全には不可欠なので記事を掲載しておきます。

 

液体と気体の性質を併せ持つ超臨界状態の二酸化炭素(CO2)を活用することで、高価な試薬が不要になった。1回の検査にかかる費用を従来の約7分の1に低減できるという。検出時間も半分の30分に短くなる。新手法はまず、分析したい野菜をすりつぶして水を吸着する脱水剤とともに筒にいれる。この筒を装置本体にセットし、セ氏40度、150気圧のCO2にさらす。約500種類の農薬を調べられる。実際にホウレンソウを用いた実験で、日常の検査で使えることを確認した。これまで質量分析装置で農薬を検出するには、試薬を加えて遠心分離機にかける作業を繰り返すなど手間がかかっていたという。

【出所】日本経済新聞 電子版(2014/9/2)より一部抜粋

 

従来より低コストで手間がかからないのは魅力的ですね。消費者に安全安心な食品を提供することは大きな信頼につながるでしょう!