2016/10/11(火)
今週はTPP承認に向け審議入りで議論も活発になっていく矢先にSBS米問題が?
SBS米については、農水省で調整金を含め調査結果が公表されたものの農家の皆さんの納得には程遠い内容に愕然では。市場に流通している主食用米の輸入量が軽微とはいえSBS方式を監視する機能の不備が露呈。
先週末の毎日新聞では「名義貸し」までなされていたとのこと。今頃調整金禁止とは、2年前に存在を認識した時点で一体何をしていたのか?取り扱う輸入米が少なく国産米に影響なしはどういうことか、先ずは不安を払拭する説明が先決では。
その一方では、TPP審議に向け各党のスタンスが話題でしたのでまとめておきます。
自民党 21世紀の日本を考えたときに、TPPは必要であり、日本が主導的な役割を担っていくことが必要だ。貿易だけでなく、投資や知的財産、電子商取引をカバーするTPPのルールメーキングの中核に日本がいるということが国益にかなうのだと思う。
公明党 『アメリカの様子を見よう』ではなく、日本が入らなければ発効しないのだから、日本は日本の立場として、メリットを十二分に説明しながら、国内対策も十二分にやっていく。
民進党 TPPの審議入りはしっかりとした情報開示や説明がなされるかによる。情報を真っ黒に塗り潰した資料が出されたような状況では、とても審議に値しない。審議を強行して行うことは絶対にあってはならないことで、断固として阻止していきたい。
共産党 なぜ日本がこれだけしゃかりきに前のめりになるのか、アメリカから再交渉を求められないようにするためと言うが、『新たな毒を盛られる前に、自分で毒を飲む』という話だ。
日本維新の会 TPPには賛成の立場だ。自由貿易圏を拡大して、外需を内需に取り込んでいく必要がある。後ろ向きになりつつあると言われているアメリカをどのように連れてくるか、関係国と協議すべきだ。 【出所】NHK NEWS WEB(2016/10/9)より一部抜粋 |
安倍総理大臣はTPP協定を承認して、早期発効に弾みをつけるとの今国会での強い遂行決意をどこまで貫き通せるか!
成長の起爆剤には国内の結束が重要。
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