2016/8/3(水)
昨日、農林水産省がプレスリリースした平成27年度の食料自給率は39%。
魚介類の国内生産及び自給率の高い米の消費が減少する一方、小麦及びてん菜の国内生産が増加で前年同様39%とのこと。
6年連続の水準から脱出できず。
日本の自給率はアメリカ、ドイツなどを含む先進国の中で最低水準。
農業就業人口の高齢化そして減少の一途、自給率を維持するのが精一杯。農業を魅力ある産業にするのが急務。
もちろんおコメの自給率はほぼ100%。飼料用米にシフトで補助金に頼らず、戦略的な作物を生産して攻めの経営を考えている経営者はどの位なのか?毎年、同じような数字の発表は深刻な問題。
参考:食料自給率(カロリーベース)を農水省データ基に編集。
食料自給率は、食料の国内生産の国内消費仕向に対する割合で、国内消費をどの程度国内生産で賄えるかを示す指標。
日本 39%
アメリカ 127%
フランス 129%
イギリス 72%
ドイツ 92%
イタリア 61%
カナダ 258%
上記より自国の生産では足りずに輸入に頼っているのが現実。
政府は2025年度までに食料自給率(カロリーベース)を45%目標←こちらご参考に!
TPPの関税撤廃等で、農業国から安く輸入品の増加で国内農家に影響が生じるとも言われています。
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