2016/2/2(火)
和歌山県田辺市で、2015年度から始めた新規作物の試験栽培に対する補助事業でオリーブの栽培を始めたようです。田辺といったら梅ですが、特産以外の作物への取り組みとは。
近年、梅の生産過剰や価格低迷が課題となっている。そのため、市は、かんきつやスモモなどJAが推奨する作物以外で、地域でまだ栽培形態が確立していないものを導入、作付けする場合に補助金を出す事業を始めた。対象は、市内に住所がある農家3戸以上でつくる認定組織。 これまでに2組織が事業採択され、1組織がオリーブ栽培に取り組み始めた。オリーブ栽培に乗りだしたのは、梅農家5人でつくる「オリーブ研究会」。 会長は、梅の栽培が厳しくなり、農家間で何か新しい作物はないかと模索する中で、オリーブなら梅栽培で使っている収穫用ネットや漬け込み用のタンクも再利用できるのではと考えた。 将来的には、自分たちでオリーブオイルを搾り、栽培から加工、販売まで手掛けたいと考えている。 【出所】紀伊民報(2016/2/1)より一部抜粋 |
新規作物で農家の経営安定を図るのが狙い。話題性も合わせてニュービジネスモデルになり地域の活性化に期待!
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