農業 TPP 関税の影響

2016/2/1(月)

 

TPPの署名式が今週4日に開催予定。

 

先週末は、財務省からワイン輸入量発表でチリ産ワインがフランス産を抜き話題でした。昨年テレビ出演時にTPPでワインの関税計算する以前より、チリ産は既に安価。これで関税が撤廃されたら日本産ワインは価格面では厳しい、ブランド化が必須。

理由は日本とチリのEPA(経済連携協定)が2007年に発効による影響。関税が段階的に引き下げられ、価格の安さと日本人好みの味とのこと。

 

TPPが発効されたらワインに限らず、海外の安い輸入品が押し寄せ、皆さん予想できませんか?日本の農産物が競争に勝てる自信は?

 

今や国内では甘利ショックで騒然。また農業補助金ばかりの議論で成長は何処へ?TPPによる農林水産物の生産減少額 約1,300億円~2,100億円と政府試算でしたが、安い輸入品の増加は避けられません。それに対する国内農業強化は必須。

 

TPP域内の農業輸出国のアメリカはじめ豪州、ニュージーランドなど日本人好みで輸出拡大に動いている。

今秋の農業骨太の方針をまとめるのも大事ですが、農業者が農業に魅力を感じるのが重要。

 

昨年テレビでお話しましたが、関税撤廃に近い形で消費者は恩恵。軽減税率あるものの、来年4月に消費税10%。今の消費を考えると価格は重要となります!

 

~TPPに打ち勝つ農業といったら~

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