2015/4/3(金)
本日は、花見の時期にふさわしい話題です。静岡県内の病院で病棟屋上に四季の花畑を栽培し患者に好評。花畑がもたらすメンタルケアの有効性が高いと調査結果が出たようです。さて、その取り組みとは。
病院では、十五年前から外来病棟屋上に、春は菜の花、夏はヒマワリ、秋はコスモスといった季節の花を栽培している。当初の目的は、景観美化や温暖化防止活動だったが、患者から「元気が出た」などの声が寄せられ、一昨年から医療的効果を調べることにした。調査は、患者に花畑を見る前と見た後の心境を五段階評価で聞き、見る前の気分が普通以下だった患者は、見た後はほぼ全員が良くなったと答えた。花別の心境は、ヒマワリが「力強い」「元気がでる」、菜の花とコスモスは「美しい」「落ち着く」などが目立ち、花の種類によって感じ方も変わってくることが分かった。 【出所】CHUNICHI Web(2015/4/2)より一部抜粋 |
花畑には患者の心理を陽性に向かわせる可能性があるとのことで、被災地や他の医療施設にも導入を呼びかけているようです。「病は気から」という言葉もあるくらいで、癒しの環境作りも重要。温暖化防止効果と一石二鳥!