農業 枝豆への転作

2014/8/1(金)

今日から8月に入り夏真っ盛り、厳しい暑さが続いています。8月と言えば各地でお祭り、花火大会などの行事も盛り沢山、そこで欠かせないのが飲み会!飲み会ときたら、おつまみですね。

本日は、おつまみの定番である枝豆の卸値が下落しているという農家の皆さんにとっては気になる記事がありましたので記載します。

東京都中央卸売市場の7月下旬の価格は、過去5年の平均に比べて3割安くなった。背景には「今冬、関東甲信に降った大雪の影響」という意外な理由があった。雪の重みで産地のビニールハウスが壊れ、それまで生産していたホウレンソウやナスから作付けしやすい枝豆に転作した農家が相次いだため、枝豆の出回りが増えたというわけだ。最も被害額が大きかった群馬県では約1万棟のハウスが倒壊したが、現在再建しているのは1割にとどまる。埼玉県では被害を受けたハウスの総面積約300ヘクタールでも、7月中旬時点の再建率はおおむね2割程度だ。長野県も2割しか再建は進んでいない。埼玉県農業支援課は、再建が遅れている理由について「大雪のタイミングが、消費増税を控えた建設資材の駆け込み需要の高まりに重なったのが1つの要因」と分析する。
【出所】日本経済新聞 電子版(2014/7/31)より一部抜粋

2月の記録的な大雪がこんなにも影響を及ぼしているとは驚くばかりと思う人は少なくないと思います。そして何よりもハウス再建の遅れにも疑問を感じます。ハウス再建の早急な取り組みも大事ですが、ここは発想を転換し農家の皆さんが、これだけは唯一我が家だけの逸品を検討し前面に押し出したら大きな強みとなり活性化につながるのでは。

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