2018上半期農産物輸出

2018/8/12(日)

 

ブログタイトルで農林水産省のプレスリリースが話題に。

公認会計士 佐藤が農水省資料を基にまとめておきます!

上半期6年連続で過去最高を更新

2018年1~6月(上半期)輸出額が、4,359億円。前年同期比15.2%増加。

背景

日本食人気。和食ブームと健康志向の高まりが追い風に!

2018年上半期の農林水産物等4,359億円の内訳

農産物2,628億円(対前年同期比+15.1%)

林産物185億円(対前年同期比+7.1%)

水産物1,546億円(対前年同期比+16.4%)

農林水産物の輸出先国と主な輸出品目

1位香港 984.8億円 真珠、なまこ(調整)、たばこ

2位中国 658.3億円 ホタテ貝(生・蔵・凍)、丸太、植木等

3位米国 558.7億円 ぶり、アルコール飲料、ソース混合調味料

4位台湾 421.2億円 りんご、アルコール飲料、ソース混合調味料

5位韓国 304.6億円 アルコール飲料、ソース混合調味料、たい

気になる輸出増加の品目は?

牛肉37.4%、りんご45.8%、いちご40.2%、さば50.0%(前年同期比・金額ベース)

農林水産物・食品の輸出目標

2019年まで輸出額1兆円目標達成に向け更なる官民一体オールジャパンで実現へ!

まとめ

上記から国により農産物等の嗜好、品目を見ても攻める農産物等の違いがわかります。輸出の増加が著しいものなど、多くのヒントが潜んでいます。

 

ブログに記載済みですが、東京オリンピックの2020年には外国の観光客が4,000万人訪れると言われています。6次産業化などのでインバウンド対応必須。日本農業全体の付加価値をどこまで高められるか!国内農業強化の足固めがより重要に。

 

独り言

当事務所での相談及びセミナーでもお話することがさらに増えました。農業を語ること一層アツくなりそうです(笑)次世代農業経営者育成にもパワーアップ!

課題

原発事故による輸入規制がまだ残っています。規制を一日でも早く解消してほしい。

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