2017/2/2(木)
先日、開催された規制改革推進会議の農業ワーキンググループでブログタイトルの法案の骨子が話題に。公表資料をもとに公認会計士 佐藤がまとめておきます!
趣旨
将来にわたって持続的に農業が発展していくための法案です。
ブログに毎度記載済ですが、農業所得向上がポイントになります!
以下でさらに詳しく解説!
良質かつ低廉な農業資材の供給
①農業資材事業に係る事業環境の整備
農業資材に係る規制の見直しや開発の促進など。
②農業資材事業に係る事業再編又は事業参入の促進
業界再編を促すため税制面だけでなく金融面でも支援へ(以下の農産物流通等含む)。
③農業資材の調達等に必要な情報の入手の円滑化
取引条件等の見える化(以下の農産物流通等含む)。
農産物流通等の合理化
①農産物流通等事業に係る事業環境の整備
農産物流通等に係る規制・規格の見直し、IT等活用促進。
②農産物の直接販売の促進
当事務所では6次産業化など指導してますが、消費者を意識してファンを増やす。
③農産物の品質等についての適切な評価
農産物はグローバルGAP 、食品はHACCPの国際認証の取得など。
まとめ
政府は概ね5年ごとに上記調査結果を公表とありますが1年ごとに情報公開すべきでは。
最終目的は、農家の皆さんに1円でも安く資材価格を引き下げて、1円でも高い収入を!
農業を取り巻く環境
①農業産出額の減少(ピーク時は11.72兆円、昨年末公表直近8.80兆円)。
②従事者の高齢化(平均年齢67歳)及び就農人口減少(直近192.2万人)。
③耕作放棄地の増加(富山県の面積に匹敵)。
農業骨太試算で農業人口2050年には100万人程度、現在の半減で3割が85歳以上。
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