2014/3/10(月)
先週末、農協の改革案の発表がありました。新規就農者支援基金の創設、農協が出資する農業法人を設立等。農協のあり方が今問われていますね。気になった記事がありましたので記しておきます。
農地の大規模化で農業の強化を進める方針だが、金融、保険事業の見直しには触れず、「踏み込み不足」との見方もある。JA全中が自ら改革案を打ち出すのは、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉の妥結をにらんだ農業強化策として、政府が検討している農協改革をけん制する狙いもある。ただ、政府の規制改革会議などでは、JAの金融事業の肥大化への批判が出ている。7日の記者会見で、JA全中の万歳会長は「(金融事業の拡大は)農家の努力の結果だ」などと述べた。しかし、農産物販売など農業事業の収益は、2011年度は353億円の赤字だったのに対し、農業に従事していない人の利用が多い金融部門は2494億円の黒字で、「金融頼み」が続いている。
【出所】YOMIURI ONLINEより抜粋
農業生産者が報われる改革が、一番です。また農協には農業の魅力をもっとアピールして欲しいですね。消費者には、農家の付加価値があるものを生産していることをもっと理解される事が望ましい(低価格だけでなく、安全性も含めて)ですね。
公認会計士・税理士 佐藤宏章事務所