農業 伝統野菜の田村カブ

2014/9/4(木)

第2次安倍内閣改造で、農林水産相に西川公也氏が就任されましたね。日本の農業の発展に尽力を期待したいところです。

さて、高知県仁淀川町の伝統野菜「田村カブ」。栽培農家が減少、カブの魅力を次世代に伝承しようとユニークな取り組みがされているようです。豊かな発想が新たな農業経営のヒントにつながるかと思います。

 

その名も「田村蕪(かぶ)式会社プロジェクト」。1口5千円で「蕪主」を募り、集まった資金でカブを宣伝、栽培を支援するという。田村カブは、同町田村の一帯で栽培されてきた赤カブの一種。柔らかく甘いのが特徴で、11~2月ごろに収穫される。ほとんどは農家が自宅で食べるために栽培しているが、高齢化と人口減少で栽培農家も減り、今では50戸ほどしかない。そんな中、地元の農業改良普及所が昨年度から、カブの種子を残して行くための実態調査や栽培の手引作りなどに乗り出した。「田村蕪式会社」に出資すると、「蕪主」であることを証明する「蕪券」や、カブや地元農産物の詰め合わせセットがもらえる。収穫が始まれば、地元に伝わるカブ料理を作って味見する「蕪主」総会の開催も検討している。集まった資金は、販路拡大のためのPR活動、地元の小中学生に伝統野菜を教える食育活動、県内の飲食店に新たなカブ料理を作ってもらう企画事業などに充てたい考えだ。

【出所】朝日新聞DIGITAL(2014/9/3)より一部抜粋

 

以前のブログにも記載しましたが、各地域で伝統野菜の継承と認知度向上を目指す取り組みがなされているようです。オリジナリティがものをいいますね。

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開催日時:2014年9月19日(金)13:00~16:30

会場:東京都中央区日本橋富沢町11-12 サンライズビル

参加費:無料

申込方法:全国農業会議所

主催:農林水産省、全国農業会議所