農業 TPP交渉論点整理3

2015/7/27(月)

現在、TPP首席交渉官会合が開催されていますが、今週、TPP閣僚会合で大筋合意でしょうか?

首席交渉官会合が開催されあらゆる情報が錯綜しています。やはり、日本の聖域とされるおコメの無関税枠の話題が多かったように思います。以前からブログに記載の通り、農家の声としては国内で十分に生産し賄っている。無関税枠で輸入は必要なし。

ここにきて各国の足並みが揃っていないとの報道も。カナダは秋に総選挙を控え、乳製品・鶏肉等、農産物の市場開放が進んでいない声も。ニュージーランドは乳製品の輸入拡大に動いているなど。

参加12カ国、攻めたい産業と守りたい産業があります。当たり前ですが有利な条件の提示だけだと交渉は進みません。TPPは自由貿易を進めて、経済を成長させるのが目的。

まとめTPP交渉は情報開示がなされない。本来なら進捗状況の開示を望むところ。

~お知らせ~
当事務所では、TPP対策(攻めの農業経営)セミナーを開催、受付中!日本全国の農林水産事業部の皆様、ご利用お待ちしております。お気軽にお問い合わせください。

日本初の農業に特化した専門家
公認会計士・税理士 佐藤宏章