農業 生薬試験栽培

2014/5/8(木)

秋田県の八峰町では遊休農地の有効な活用や農家の経営安定を目指す取り組みを進めているようです。

2013年度に生薬の試験栽培を始めた八峰町は、今後の栽培計画や流通体制の基本構想をまとめた「生薬まちづくりビジョン」を作成した。14年度は、町有農園で試験栽培する生薬を前年度の9品目から12品目に増やし、栽培規模も2倍に拡大。栽培に適した品目の絞り込みや流通体系構築、農家への普及を目指すとしている。町は12年度、漢方薬メーカーや研究者らでつくる東京生薬協会と、栽培技術の指導や助言に関する連携協定を締結。遊休農地の活用や農家の経営安定を図ろうと、生薬の産地化に取り組んでいる。13年度は、峰浜地区にある町有農園の約22アールで、発汗作用があるとされるカミツレや健胃剤として使われるウイキョウなど9品目を試験栽培した。ビジョンでは、14年度の試験栽培を約43アールに拡大し、ハンゲやノイバラ、シャクヤクの3品目を追加することなどを明記した。栽培技術の普及を目的に、町内農家3戸にも町有農園での試験栽培に参加してもらう。試験栽培の結果から、品質や収穫量、生産コストなどを検証し、町での栽培に適した品目を絞り込む。農家による栽培は15年度以降の本格化を見込む。
【出所】さきがけonTheWebより抜粋

漢方薬の原料となる薬草の栽培技術開発に力を入れ、本格的に始動し、順調に進み軌道に乗れば農業が活性化し町全体の発展にも繋がるでしょう。”付加価値のあるものをつくる”ことは、農業に限らず何事にも必須ですね!

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