農業 高級酒人気

2014/9/29(月)

純米吟醸等、高級日本酒の原料の酒米の生産が増えて話題になっているようです。先月、ブログで海外で人気の「獺祭」の酒米記事を書きました。

今や高級志向がちょっとしたブームなのかプレミアムとかこだわりのある商品にニーズがあるようです。この程、国産ウイスキー1本50万円が700本限定で発売と発表があったようですが、一体、どのような味なのか。

さて先週、主食用コメの消費が伸び悩む記事も記載しましたが、本日は、今後需要が多いとされる酒米に活路を求める話題です。

 

高級酒の販売が好調な酒造会社が購入を増やしているため、出荷量は2010年を底に増加に転じ14年も伸びる見通しだ。14年産から酒米の増産分は生産調整(減反)の対象外となったのも追い風だ。生産者も供給過剰が続く主食用米から酒米に生産の軸足を移し始めた。日本酒の国内消費量は1975年をピークに減少傾向が続く。だが近年は各地の個性的な高級酒が消費者の関心を集め、和食ブームの海外でも人気だ。13年の日本酒輸出量は1万6千キロリットルと、10年間でほぼ倍増した。こうした高級酒を売りにする酒造会社が酒米の調達を増やしている。主食用米は食生活の変化による消費者のコメ離れで供給過剰が続く。販売価格の低下で採算が悪化していることも、コメ農家が酒米の生産を増やしている背景にある。

【出所】日本経済新聞電子版(2014/9/27)より一部抜粋

 

今後、コメの生産・加工・販売の6次産業化を考えている人は海外のマーケットを視野にビジネスを展開してゆくのが望ましいでしょう!