農業 エッセンシャル油

2015/3/31(火)

富山県で県産の木を使ったエッセンシャルオイルが発売され話題になっています。

 

タテヤマスギなど県産の木を原料に、森の中にいるような爽やかな香りのエッセンシャルオイルが誕生した。原料は、山で間伐や枝打ちしたクロモジ、タテヤマスギなどの枝葉。チップに粉砕し、ステンレス製の釜で水蒸気蒸留している。1時間ほどでオイルと蒸留水が抽出されると、周囲に心地良い香りが漂う。ポタポタと漏斗をつたい落ちるオイルは、枝1キロから約1ミリリットルしか取れない。木が育った場所や、伐採した季節、チップの砕き具合、抽出時間などで香りが微妙に異なるため、試行錯誤を続けている。いずれは、ドクダミ、ハトムギなど薬草にも挑戦し、オイル抽出後のチップはバイオマス発電に活用することも検討している。

【出所】朝日新聞DIGITAL(2015/3/30)より一部抜粋

 

体験イベントが開かれた際、好きな香りを配合してルームスプレーを作ったり、抽出工程の見学も好評のようで、森林の香りはリラックス効果も。枝葉を利用しての商品化、オイル抽出後の活用まで視野に入れた取り組みは自然に優しく環境保護にもつながりますね!