農業 デンソー参入へ

2015/1/20(火)

デンソー(愛知県)は自動車エアコンの制御技術を生かして、農業支援事業に参入すると話題になっているようです。その農業支援の内容とは。

 

農業ハウスの空調を管理してトマトの収穫量を倍増させる環境制御システムを4月ごろに発売する。二〇一八年度には農業用ハウスにも参入し、農業支援事業で年商三十億円を目指す。システムは、ハウスの窓や遮光カーテン、霧噴射装置を自動制御。日中はトマトに最適な温度二五度を保って光合成を促し、夕方には室温を下げて葉の呼吸を減らして養分を蓄える。同様のシステムは国土が狭いオランダのメーカーが先行しているが、デンソーはほぼ半額の価格に設定し、機械の操作やアフターサービスの対応は日本語という点も強みだ。日本の農業は、環太平洋連携協定(TPP)など自由化を見据えた収益力アップが課題になっている。

【出所】CHUNICHI Web(2015/1/19)より一部抜粋

 

企業独自の技術を農業に応用できれば一番。農家の収益向上に貢献、農業の活性化につながれば、言うことなし!