農業 幻の大阪葡萄「紫」

2014/8/12(火)

明日より当事務所は夏季休暇(17日まで)に入ります。早いもので今年も後半にさしかかり、お世話になりました皆さまに心より感謝申し上げます。

そして、本ホームページを開設して1年になろうとしています。開設以来、多くの方よりご意見ご感想を頂き、感謝の気持ちを忘れずに今後も日本の農業発展の向上と貢献を目指し活動して行きたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

さて本題に入りますが、皆さん400年前の葡萄と聞いてどうでしょうか?なんと豊臣秀吉も食べたとされる幻の葡萄をワイナリーが復活させワイン作りに成功して話題になっています。

ブドウの栽培に成功したのは山梨県甲州市のワイナリー「大和葡萄酒」。約15年前、同社長が日本古来のブドウ品種に着目し、調べていたところ、大阪府富田林市周辺などで「紫」という品種が栽培されていたことをつきとめた。秀吉の朝鮮出兵のころに大陸から伝わった、という説もあり、生食用として栽培されていたが、小粒であることや酸味の強さから作付農家が減り姿を消した、という。同社長が紫の苗を探したところ、「大阪府立環境農林水産総合研究所」に種の保存のため1株のみ残されていることを知った。6年前に枝分けした苗を譲り受け、栽培を開始し、現在は約7000キログラムの収穫が可能となったという。
【出所】msn 産経ニュースwest(2014/8/10)より一部抜粋

いかがでしたでしょうか、皆さん。幻の葡萄に時を超えた壮大な夢やロマンが感じられませんでしたか?最近は品種改良でいかに病気や天候に左右されない強い作物を作るかの研究開発がなされていたりしますが逆に古来から伝えられている良さも見直し昨日のブログではないですが、クローズアップして欲しいものです。今の時代はただ新商品を発売すれば売れるのではなくこのようなストーリー性がブランド価値を高めヒット商品につながるのでしょう!