うなぎ資源保護vs土用丑の日

いつかウナギを食べられなくなる時がくるやも知れぬ事態が!?

 

 

 

 

夏場に向け需要が見込めるのに外食店ではウナギ販売を中止するケースも。ウナギとご飯の相性抜群なだけに衝撃。ということは、おコメの消費も減少(笑)

 

日本経済新聞(2018/6/17)より一部抜粋しておきます。

ウナギ確保難

外食各社が夏場の目玉商品の一つであるウナギの確保に苦慮している。

需要>供給

稚魚の漁獲の遅れに加え中国などの需要増で需給が逼迫しているためだ。

人気ウナギ登り

2018年分は確保した企業がある一方で、調達できず取り扱いを断念する動きも。

「吉野家」

うな重一枚盛を750円から販売している。「今年分は稚魚を含め確保できている」ためメニューは維持する方針。現時点では価格も変えないものの、土用の丑の日をピークに相場が上がるため今後については未定という。

「ロイヤルホスト」

17年は持ち帰り限定だった、うな重の取り扱いをやめる。

「てんや」

17年は旬のトッピングとして扱っていたウナギを18年は販売しない。数量と価格、品質で見合うウナギがなかったという。

「大戸屋」

うな重を6月下旬から販売する。18年春に期間限定で販売した際は1999円だったが、今回は2500円とする。ここ数年は取り扱いがなかったが台湾産を確保できた。ウナギ専門店より割安感が出せると判断した。

「夢庵」

ウナギは17年から計画的に調達し、鹿児島県産を確保した。ただ質を高めたことなので、販売価格は2499円(税別)と17年より500円高い。

ウナギの相場

13年以来、5年ぶりの高値水準にある。築地市場では、中国産冷凍かば焼きの卸値が1㌔あたり3千円前後と、前年同時期と比べ4~5割高い。

まとめ

土用丑の日=ウナギを食べる日、楽しみに心待ちの皆さんも多いのでは?一方、毎年ウナギの価格が高騰し幻になりつつある懸念も。以前、絶滅の恐れがあるとして、ニホンウナギが国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストに載って話題にもなっていました。

資源が枯渇してからでは手遅れ、国際的な資源管理がますます重要。

独り言

土用丑の日はワクワクでしたが、上記記載によりウナギはじっくりと味わい食す!幼少の頃は親戚の人が川でヤツメウナギを獲り御馳走に、今思えば最高の贅沢(笑)

 

今年もウナギ商戦は過熱、うな重予約のポスターも見かけるようになりましたが価格もウナギ登り(笑)

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