農業 TPP離脱とトランプ

2017/1/23(月)

 

先週末は、米国の第45代大統領に就任したトランプ氏が話題でした。

 

昨年、選挙当選後にTPP離脱宣言していたとは言え、変わることなく。

 

就任演説で米国第一主義を宣言。今後の2国間交渉は厳しい内容になるのか。

自由貿易で公平・平等な競争環境より、米国が第一に・・・。

 

【出所】内閣官房HPより抜粋

 

先週、安倍総理の施政方針演説でTPP(環太平洋経済連携協定)の合意はスタンダードとして、今後の経済連携の礎となるものとしています。米国がTPP離脱したとしても今後の日EU・EPA交渉やRCEP(東アジア地域包括的経済連携)の土台となるでしょう。

 

これまで当ブログに記載済。TPPにしろ他の通商交渉にしても日本農業を強化・成長は不変。ぶれずに農業改革で農家所得増加を早急に進めてほしいものです。

TPP(環太平洋経済連携協定)を振り返る

関税撤廃率は、日本は農業保護もあり95%に留まりましたが他の参加国はほぼ100%。TPP協定はモノの関税だけでなく、国有企業の規律や知的財産など幅広い分野。2015年10月5日に大筋合意。農産物の関税撤廃の多さに驚き、テレビで農業も完全競争時代に突入したとの発言が今も鮮明に。昨年2月4日に署名式。TPP発効に日米承認必須とは言え、1月20日にトランプ氏がTPP離脱を正式表明。

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