2015/10/9(金)
TPP交渉大筋合意から日数が経過しましたが、完全競争時代に突入した感があります。
賛否両論ありますが、皆さんはどのように思われましたか?
今や農業も国際化の対応が必要に。国も農産物の輸出に力を入れて競争力をつけるようにしているのはブログに記載済み(昨年輸出6117億円、2020年には1兆円目標)。
TPP交渉内容のおコメについて簡潔にまとめておきます。
おコメ
輸入枠はTPP発効から3年間、米国5万トン、豪州0.6万トン。13年目以降は米国7万トン、豪州0.84万トンの無関税の輸入枠新設。
おコメについて決定前の報道では、7万トン前後とはいわれていましたが、実際に内容が公開されてみると厳しい内容となりました。
国内に目を転じると、各自治体で暑さに強いブランド米など新品種で話題ですが、おコメの需要が減少し、在庫もある上での輸入枠新設。
何よりもおコメを使用する外食産業は、TPPの価格面でサービス充実させて最終的には消費者に還元されるようシフトされるのでしょうか。
TPP発効が先とはいえウルグアイラウンドから今の現状を考えると、日本の農業がどのようになるのかと皆さん想像できませんか?
飼料用米を作り、交付金で安堵では何の成長も発展も見込めなく、農家自身は当然ですが各自治体ぐるみで真剣に農家の所得向上を考えるべき。
輸入品の市場価格についてはお店それぞれの価格差、物流事情、為替などの変動もありますので関税のみでは一概に決められませんが、価格は重要。
~付加価値を付けた農業経営の発展を!といったら~