2016/7/4(月)
先週は、米国大統領選候補者のTPPを巡る発言が話題に。
トランプ氏は、米国製造業には利益にならないとTPP離脱を表明。クリントン氏は、TPPは再交渉が必要と表明。
ここにきてクリントン氏は、国務長官時代に私用メールを公務に使用したとしてFBIの聴取問題。好感度低下、信頼の回復など今後の展開に注目。
いずれにせよTPP反対。米国の農業団体は支持している声は多いようだが。
一方、国内に目を転じると、参院選で各党のTPPへの扱いは?
昨年10月TPP大筋合意した際、国会での説明で承認されるはずが、TPP担当相として参加各国と交渉へと導き重要な働きをされた甘利明氏が辞任。ここから暗雲が。
TPPは関税だけでなく、サービスや投資の自由化、知的財産など幅広い分野に。英国のEU離脱で日本とEUの経済連携協定(EPA)は不透明。ここでTPPに脚光が。政府は参院選後TPPのルールが世界のスタンダードになれるように先導できるか。
TPPに限らず、農業成長・発展していかなければならないのは不変!いかに国内の農業を強化、魅力ある産業に構築できるかが重要!
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