2017/3/27(月)
先週末、2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は、選手村に提供される食材の調達基準発表!グローバルGAPはもちろん日本版の認証や都道府県の認証など第三者認証を安全性証明の条件としたようです。
GAP認証
日本農家がどのくらい認証を取得しているかというと産地全体の1%未満といわれ国産食材の供給不足が早くも問題になっています。
生産者の視点
認証費用が高いのがネック。農家は設備等には資金をかけますが。認証取得しても毎年固定費としてコスト負担も発生。また、国際化まで考えている農家は限られているのが現状。最近は自治体も補助金等で支援に本腰を入れているようですが。
消費者の視点
TPPテレビ出演時にお話しましたが国産品は安全が当たり前、国内の消費者もメリットはあまり感じられないのでは。
まとめ
認証取得はオリンピック後にどのように活かし継続させるのか。ブログに記載してきましたが真剣に輸出を考えている農家は要検討。
東京オリンピックはすべて国産食材で「おもてなし」を。いやそうすべき!
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2016/2/18 農業 国際認証取得
参考 農業生産工程管理(GAP:Good Agricultural Practice)
GAPは、農業生産活動を行う上で必要な関係法令等の内容に則して定められる点検項目に沿って、農業生産活動の各工程の正確な実施、記録、点検及び評価を行うことによる持続的な改善活動のこと(農水省HPより)。
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