2016/4/26(火)
昨日は、東京オリンピック・パラリンピックの新エンブレム決定で話題に。
先日のG7農相会合の食材で話題でしたが、東京オリンピックの食材を通して、国内農産物をアピールする絶好のチャンス!?
一方、TPPで日本の農林水産物輸出に活路を求めようとしていますが。
安倍内閣の掲げる、現在約7000億円の輸出を1兆円に増やすという目標は眉唾物。
農林水産物・食品の輸出額の内、上位10品目を見ると、水産物や、アルコール飲料、清涼飲料水、たばこ、ソース混合調味料などです。オロナミンCやポカリスエットなどの清涼飲料水の輸出が増えても、日本の農家の所得は増えません。
農林水産物・食品の輸出額の内、リンゴ、牛肉などの生鮮農産物の占める割合は5%程度です。
海外で買ってもらうためには、農産物ならグローバルG.A.P. 、食品ならHACCP、木材ならFSCなどの国際認証を取得しなければなりません。
農林水産省は、一般財団法人食品マネジメント協会という天下り団体を作って、日本独自の認証を作ろうとしています。 【出所】衆議院議員 岸本周平HPより一部抜粋 |
上記にあるよう生鮮農産物輸出割合5%に過ぎないのが現実。農家も輸出まで経営を考えているのは大規模でもごくわずか。
日本の農産物について、消費者は安全とテレビ取材時で多かったですが、海外から見たら何をもって安全なのか疑問。
消費増税も視野ですが、いまだに税金で天下り団体。いつまでこんなことをやっているのでしょうか?農業の発展につながっていますか?天下りではなく、もっと真剣に農家の所得向上を考えるのが本筋だと思うのだが、皆さんはどう思いますか?
輸出も大事ですが、最終的には応援してくれる国内の消費者の方がもっと大事!
~農業プロフェッショナル・サービスといったら~